1975年生まれ、岡山市出身。NPO法人タブララサの3代目理事長。9年間の旅行会社勤務の後、2004年タブララサの活動に加わる。2007年理事長に就任。2010年環境省より「3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進マイスター」に委嘱される。

「NPO法人タブララサ」は、エコの要素を取り入れたオシャレに楽しい活動をコンセプトに街づくりのアイディアを実現しているグループ。キャンドルナイトやリユース食器の普及など現在五つのプロジェクトを岡山を拠点に進行している。一般的に地味な印象を抱きがちな環境運動やNPO活動だが、タブララサは人々の関心事や流行にあったキャッチーなアプローチが支持を集め、中には三千人を越える参加者を記録している。「楽しみながら社会貢献ができるのは理想的。街に変化をもたらすことは個人や団体単位ではなかなか難しいですが、人々のネットワークとアイディアを活かしチャレンジしていくことを諦めてはいけないと日々心に留めています」と理事長の河上直美氏は意気込みを語る。今後もタブララサは若者の動向にリンクした活動を広く世間に発信し続けていくそうだ。