1965年生まれ、赤磐市出身。岡山理科大学理学部応用数学科卒業後、1988年日本DECに入社。1993年同社を退社、奈良先端科学技術大学院大学博士課程に進学。1995年から倉敷芸術科学大学産業科学技術学部で務める。「岡山情報ハイウェイ」に携わり、岡山のネットワーク推進に向け活動する。

『岡山情報ハイウェイ』や『倉敷かわせみネット』の構築に尽力し、自治体・公共施設などを繋ぐ地域ネットワーク基盤の整備に取り組んでいる小林和真氏は、岡山のITインフラを牽引するネットワークのスペシャリストだ。様々な協議会やプロジェクトに参加し、研究の成果から二年連続で総務大臣表彰を受けるなど、国内でその活動が高く評価されている。「地域ネットワークは大切な産業インフラ。地域連携を進めていく上での生命線。」と語る小林氏は、早期から産・学・官の地域連携を強化することで、岡山のITサービスレベルを発展させてきた存在だ。