1972年生まれ、早島町出身。東京製菓学校和菓子専科卒業後、昭和製菓「蜂の家」、白十字ファクトリー、キャナレットで勤務し、製造から販売、ディスプレイなど多くを学び2002年に小池菓子舗4代目として帰岡。岡山菓子工業組合部長、高校・専門学校の講師を務めるなど、業界全体の活性化に貢献している。

月見団子、誕生餅やおぼろ饅頭など、四季の彩や日本の文化を伝える和菓子。しかし、後継者不在などの原因から岡山でも年間約4店舗のペースで和菓子店が姿を消す。小池さんは伝統を守りながらも和菓子の可能性を広げようと日々挑戦している。和菓子職人としてはもちろん、岡山菓子工業組合青年部部長として業界内の交流に尽力、専門学校・高校で和菓子講師を務めるなど後進の育成も含めた業界の活性化に積極的に取組み、新しい風を吹き込んでいる。