1973年生まれ、岡山市出身。ParveMixのディレクター。1992年岡山県理美容専門学校卒。岡山市内にあるスナミにて美容師として経験を積む。1999年ParveMixを設立。10周年を機に昨年、丸の内から県庁通りに移転リニューアルオープンした。

近年は飽和状態とさえ言われる岡山のヘアサロン業界にありながら昨年、規模拡大のため、県庁通りに移転リニューアルオープンした「ParveMix」の代表、信江幹夫氏。一日に二十名以上のお客様を担当し、一週間前にはほぼ予約が埋まってしまうという人気ぶりだ。ナチュラルからモードまで鮮やかにこなすテクニックでお客様の幅広い要望に応える。しかし、信江氏が岡山で多くのお客様に支持される理由はカットの上手さだけではない。自分たちがプロ集団であるという意識をスタッフ全員と共有し、こだわりを追求しているからだ。一歩店内に足を踏み入れれば心地よい空間が広がり、待ち時間、シャンプー、カット、ブローなどあらゆる過程で、目の前のお客様に本当に喜んでもらうためにはどうすればいいのか、スタッフ一人ひとりが考え、実践している。また、お客様が求めているスタイル、必要としている心地良さを徹底して追求することは、次に続く良質なスタイリストを育てることにもつながっている。信江氏は「業界の成熟と共に、お客様も特別なものを求める時代になりました。これからはサロン選びの基準もより高く常に変化していくと思います。その中でも私たちは本物のプロであり、お客様に本当に必要とされ続ける存在でありたい。」と語る。