1967年生まれ、笠岡市出身。東京モード学園卒業後帰岡、1992年に代表取締役社長に就任。1998年オリジナルブランド「BOCCO」を立ち上げ、2006年に「master wal」と名称変更。創立50周年を迎えた2011年、東京青山に「master wal Tokyo」をオープンするなど全国へ積極展開している。

創業当初主力であった婚礼家具の需要減少に伴い、家具全般の制作にシフトし、ライフスタイルの変化と共に事業革新を続けてきたアカセ木工。ニトリの積極出店で業界が活気づく中、藤井社長は自分たちにしか作れないものを考えた。それが現在の「masterwal」である。「百年後も愛着をもてる家具」をコンセプトに、ウォールナットという素材を突き詰め、それを進化させた本物感のある高級家具。創立 周年を迎えた昨年は東京青山に出店するなど、全国を舞台にアカセ木工の飽くなき挑戦は続く。