1990年生まれ、兵庫県西宮市出身。現岡山大学3回生。阪神淡路大震災を経験したことから、支援に対して高い意識を持つ。大学生や教職員が被災地復興支援を行う団体、おかやまバトン第1回目の受け入れプロジェクトの際、ボランティアスタッフとして活動に参加。今年4月から代表を務めている。

何かしたいと思っているけど、結局普通の生活を送っている。震災復興支援に対し、ジレンマをお持ちの方も多いのでは。石川さんを代表とする「おかやまバトン」は福島の小中学生を受け入れ、夏休みを岡山で過ごしてもらったり、移住してきた方々の交流の場としてグループディスカッションを催すなど、自分たちに出来る支援をひたむきに行っている。「正解がなく、迷うことも多い」と石川さんは言うが、日々の学生生活に支援という活動を組み込み実践する姿勢は、被災地と岡山を繋ぐ架け橋となっている。