1968年生まれ、瀬戸内市出身。1996年から4年間邑久町議会議員を務める。2001年、英国バーミンガム大学公共政策大学院に留学し、バーミンガム市業績向上評価チームに所属するなど経験を積み、帰国後は大手監査法人で自治体向けのコンサルティングを手掛ける。2009年から瀬戸内市長に就任。

「新世紀エヴァンゲリヲン」、「戦国BASARA」と日本刀がタイアップした企画展や、利用者の要求に応じて運行する「モーモーバス」の試行実施、子どもの医療費無料化など、大胆な行政施策を仕掛ける瀬戸内市長武久氏。そのバックボーンには確かな知識と経験に裏打ちされた行政経営のプロとしての視点と深い郷土愛が息づいている。広大な塩田跡地を活用して地域経済の新しい循環を造ることが当面の目標と語る武久氏。市長として、一人の市民として、幸せを実感できるまちづくりを目指している。